四歳の時からピアノを始め、モーツァルトやベートーヴェンに慣れ親しむ。中高時代は、陸上部の駅伝の選手としてトレーニングに明け暮れる一方で、ロックバンドでボーカルも担当。
広島大学に進学後ジャズ研究会に入ったことから本格的にジャズピアノに取り組むこととなる。2005年10月~2012年 nu-jazzバンド nativeに参加、ドイツのインフラコムレーベル、イギリスのアリソンレーベルより各々アルバムを海外リリース。2007年~2013年
オリジナルジャズユニットp-4k主宰、HMV渋谷週間jazzチャートの上位にアルバムが食い込むなど、ジャズ、クラブシーンを中心に活躍。ビブラフォン奏者
殿岡ひとみとのデュオT.T.Dでは、愛知芸術文化劇場等で毎年コンサートを行う。杉丸太一トリオとして、長谷川英喜(b)、浅井翔太(ds)と毎月
名古屋老舗クラブジャズイン ラブリーに 出演中。また、ソロピアニストとしては、outubeにアップされたライブ映像が、神がかり的と評され、話題に。2016年4月よりBFM791エフエムびざん毎週火曜21時~22時『杉丸太一のピアノ巡礼』のメインパーソナリティを務める。
2016年10月4日にはニューヨークカーネギーホールでのリサイタルが決定している日本人には稀有なロシア奏法による、独自の柔らかく、力強い演奏スタイルで、音楽シーンでの存在感を示し始めている。音楽家としての永遠のテーマは「美しい音」の表現である。